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今日は雨に遮られ、
行こうと思っていた芝居も映画も行けずに暮れた。
でも、今日はおおいに笑ったから、よしとしよう。
顔が筋肉痛になりそうなくらい笑ったから。
並んで見ていたものは、、、妄想?
◆ いしいしんじ 「プラネタリウムのふたご」より ◆
「ほんものを見る、ってのもな、むろん大切なことだよ」
泣き男はつづけた。
「でも、それ以上に大切なのは、それがほんものの星かどうかより、
たったいま誰かが自分のとなりにいて、自分とおなじものを見て
喜んでいると、こころから信じられることだ。そんな相手が、
この世にいてくれるってことだよ。」
そういって赤らんだくちびるをとじると、
泣き男はおもむろにスープへもどった。
ぷっかり浮いたこの本。
もぅ一度、秋の夜長に読んでみるケロ♪